夏の終わりを告げる

青空に湧き上がる入道雲。鮮やかなコントラストが夏のイメージそのままですね。
毎年8月28日頃は、二十四節気「処暑(しょしょ)」の「天地始粛(てんちはじめてさむし)」にあたります。
天地の暑さがようやくおさまり始める頃という意味です。
ツクツクボウシが鳴き、日が落ちるのが早くなり、虫の音も次第に大きくなって秋の気配が少しずつ漂い始めますが、まだまだ日中は気温が上がり、残暑の厳しい日が続きます。
この時期、もくもく・ふわふわと浮かんでいた入道雲が、夕方になるとすっかり黒い雲になり、ゲリラ雷雨や竜巻をもたらすことがあります。
空をよく見ると、夏を象徴する入道雲の合間に、うろこ雲、さば雲が見られます。秋はもうすぐですね。

都会の雨と雷

ちなみに、入道雲(積乱雲)の英語表記には 「cumulonimbus clouds」、「thunderhead clouds」、「thunderclouds」、「stormclouds」などがあります。
「cumulonimbus clouds」は 遠くに見える雲、「thunderclouds」や「stormclouds」は もう近くまで迫ってきてる雲と使い分けるようです。
「thunderhead clouds」なんて クルクル頭の太っちょの雷様を思い浮かべますよね。

(左の雷の写真はAI生成画像です)

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